太陽光発電は、太陽光が当たると電気が発生する太陽電池を利用して、太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する発電方式です。

地球に降り注ぐわずか1時間分の太陽光エネルギーで、地球全体のエネルギー1年分がまかなえる程の凄いパワーです。

発電の過程で二酸化炭素を排出しないこの方式は、クリーンエネルギーの代表として大きな期待が寄せられています。

また太陽光発電で自家発電が出来れば、停電や災害の時にも影響を受けることなく電気を使用できます。

最初に導入コストはかかったとしても、長く使うことを考えると経済的にもメリットが多く、環境にも優しいシステムです。

太陽光発電は設置するのにかなりの費用が必要と思われがちですが、条件によっては毎月のメリット額でお支払いする事が可能なので、家計に負担をかけません。

住宅用の太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを受けて太陽電池が発電した直流電力を、パワーコンディショナにより電力会社と同じ交流電力に変換し、家庭内のさまざまな家電製品に電気を供給します。

一般の系統連系方式の太陽光発電システムでは電力会社の配電線とつながっているので、発電電力が消費電力を上回った場合は、電力会社へ逆に送電（逆潮流）して電気を買い取ってもらうことができます。

反対に、曇りや雨の日など発電した電力では足りない時や夜間などは、従来通り電力会社の電気を使います。 なお、こうした電気のやりとりは自動的に行われるので、日常の操作は一切不要です。

またオール電化と併用することで、昼間は太陽光でまかない、夜間は昼間の約1/4の電気料金で済みますのでとってもお得です。

昼間、発電して余った電気は、電力会社に売る事ができ、これを「売電」といいます。

昼間、太陽が出てどんどん発電しているときなどは、余りが多く出ます。

そんな場合は、売電方向に電気が流れます。 売電と買電の切り替えは、瞬間的にシステムで自動に行われるので、操作の必要はありません。

普通は通帳から毎月の電気使用料金が引き落としされていると思います。

太陽光発電なると、それと共に売電メーターによりカウントされた電力分は、同じ口座に振込されます。 相殺ではないので、毎月いくら売って何円になったかが明確に分かります。